はじめに
【こんな方に読んでほしい!】 ・子どもが習い事に行くのを嫌がっていて、なおかつ成果が見られないと思っている人。 ・本当に子どものためになる教育をしてあげたいと考えている人。
子どもの頃に色々な経験をさせたいという親御さんの気持ちはわかります。
しかし、習い事をやらせすぎると、時間とお金を大量に消費し、様々な弊害が発生するという事を把握しておいてください!
この記事のポイント
①親の価値観を子どもに押し付けるのはNG。
子どもを育てる時、親自身が叶えられなかった夢を子どもに押し付けたり、周りのママ友から聞いた話を鵜呑みにして、それをそのままやらせたりといった事をしてしまう方がいます。
親は子どもを支配しようとしてはいけません。子どもにもきちんと自我があります。
親は子どもの前ではいつでも正しくあろうとしがちです。しかし、完璧な親は存在しません。
自分の価値感が絶対だと信じていると、どんどん間違った方向に行く可能性もあります。
言ってしまえば、親だって「子ども」です。精神的に未熟でダメなところも絶対にあります。
親がこの事を自覚しないまま、自分が正義だという態度で振舞っていると、子どもは親の悪い部分をすべて受け継いでしまいます。悪い部分は隠しているつもりでも、子どもにはバレてしまうものです。
したがって親は、自分の価値観が正しいのかどうかを常に疑い、子どものために最善の教育とは何かを問い続ける姿勢を持っていてください。
②子どもと一緒になって何をやるか話し合うべき。
「子どもは何も知らないから親が導いてあげないといけない」
こう考えて、子どもの行動に対して、何から何まで指示していまう親がいます。
これを続けていくと、常に指示待ちの姿勢で自分で何も考えられない子どもが出来上がります。
もっと子どもに意見を話す機会を与えてあげてください。
どうしてその意見を考えたのかを説明する機会を与えてあげてください。
親が指示した方が手っ取り早いと思ってしまう気持ちもわかります。
しかし、子どもが自分で考えて行動し、成功や失敗をするという経験をしないと、いつまでも親離れできない幼稚な人間に育ってしまいます。
しっかりと子どもと向き合ってください。たくさん話し合ってください。
親が一方的に話すのではなく、子どもが話し出すのをじっと待ってあげてください。
そして、子どもが何かをやろうとするときには、それに干渉しすぎず、かといって放置するのでもない、少し距離を置いて見守るというスタンスでいてあげてください。
③家族や友達と過ごす時間からも色々な事を学べる。
そもそも、何かを学ぶ機会は習い事だけではありません。
多くの友達と過ごす事で、多様性を理解しながら、人との付き合い方を学べます。
正直、習い事で学ぶようなスキルなんてものは大人になってからでも身に付けられます。
しかし、子どもの身体で子どもらしく遊び回る事は子どもの時にしかできません。
親は、子どもが子ども同士で遊ぶ時間を極力奪わないようにしてあげてください。
そして、残酷な事に、子どもが子どものままでいる時間は思っているよりも短いです。
「もっと子どもと遊んであげればよかった」と後悔しないように、子どもと一緒にいる時間をなるべく増やすようにしましょう。子どもにとって一番身近な大人は親なので、大抵の事は親から学びます。ぜひ色々な事を、愛情を持って優しく教えてあげてください。
さいごに
子育てなんてした事もないし、する気もないくせに、子育てについて熱く語ってしまいました。