はじめに
【こんな方に読んでほしい!】 ・ずっと同じ悩みを考え続けて時間を無駄にしてしまう人。 ・気持ちの切り替え方を知りたい人。
例えば、自分が失敗をした時、今すぐその失敗を無かった事にしたり、挽回したりできない状況とはわかっていても、その失敗が頭の中をグルグルと周り、気持ちを切り替えられない事があると思います。
あるいは、恋人から別れを告げられた時、今すぐどうしようもできないとわかっていても、きっとその事ばっかり考えてしまうでしょう。
これらの時間は本当に無駄です。目の前のやるべき作業にも集中できなくなるので、極力この時間はカットしたいです。失敗した時のメンタルの保ち方を一緒に考えていきましょう!
この記事のポイント
①興奮状態になっている場合はまず一旦落ち着く。
何か失敗をしたり、トラブルが発生したりした直後は、大半の人が冷静さを失っていると思います。
その精神状態のまま無理に行動を起こすと、また失敗して悪循環に陥る可能性もあります。
まずは何もせず、黙って自分の状況を整理しましょう。
この時、自分の中にもう一人の自分を作り出して、取り乱している自分と遠くから冷静に見ている自分を心の中で認知するように努めてみましょう。
例えばこんな感じです。
自分A「あー失敗したぁ!」
自分A「クソォ!イライラするゥ!」
自分B「おおーっと!自分A選手がイライラしています!」
自分B「さぁこの人はいつまでイライラしているのか!?」
自分A「……。」
自分B「お、自分A選手、少し落ち着きを取り戻したようです!」
このように、自分の中に自分の心情を実況中継する自分を作ると、冷静に状況を俯瞰できます。
実況中継はバカバカしくてできないという人はシンプルに「あ、今自分は冷静じゃないな。」と心の中で理解する余裕を作るように意識してみてください。
②自分なりの心のリセット法を用意すると良い。
そうして一旦冷静になれれば、カッとなってまた別の失敗やトラブルを起こす心配は少なくなります。
ただし、ここから何もしないでいると、どんどんとまたネガティブ思考が湧き上がり、解決しない問題について永遠と悩みはじめてしまいます。
正直、絶対にうまくいくという対処法はないですが、ここでは2つほど例を挙げておきます。
①過去の実例の中から時間が経ってから解決したものを思い出す。
過去に自分が同じような出来事に直面してそれが時間経過によって解決したという例を思い出して、今回もそれを同じだと思い込むようにする方法です。
だいたい、悪い出来事というのは、それが起こった当時は、重大な出来事のように思いますが、時間が経ってから考えてみると、大した事なかったというケースが多いと思います。
そんな感じで、過去の経験を根拠にして自分を理論的に納得させてみましょう!
②強引に結論を出して自分をその場で納得させる。
「今回は自分の○○なところが悪かった。」
「だから今後は○○をするように心がける。」
こんな風に、どんな形でもいいのでその場で一旦結論を出して、自分自身を納得させ、これ以上考える余地を与えないようにする方法です。
それでも余計な思考が、隙間から漏れ出して来たら、もう一回この結論を思い出して「これ以外どうしようもない!」と自分を論破してください。
③あえて忙しくして強制的に考える余裕を無くすのがおススメ。
モヤモヤと過去の事を考えてしまうのは、今を真剣に生きていない証拠だとも言えます。
したがって、今をものすごく忙しくして、「今」しか考えられないようにすれば過去の事を考える余裕もなくなります。
そのため、スケジュールをギチギチに詰めたり、人と会う機会を増やしたりして、目の前の「今」に専念できるようにするのは効果的だと思います。
ぜひとも自分に合う、メンタルの管理法を模索してみてください!
さいごに
もう一つおススメのメンタル管理法として、恥も外聞もなく泣き喚き「あァァァんまりだァァアァ!!!」と叫び散らす事で『スッキリ』するという方法があります。ぜひお試しあれ。
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