はじめに
【こんな方に読んでほしい!】 ・効率を求めすぎてしまっている人。 ・無駄を省きまくった結果、楽しみが何も残らなくなってしまった人。
このブログでは「人生から無駄を削減して効率よく時間を活用する」というテーマで記事を投稿してきました。
しかし、このブログを見た人の中には、こう思っている方もいるかもしれません。
「こんな神経質に無駄を気にしていたら疲れそう。」
「このブログ書いている人は何を楽しみに生きているんだろう。」
「なんでもかんでも批判して優越感に浸っていそう。」
私はそういった考えを否定する気はありません。
なぜなら「無駄を省く」という考えは、誰しもに受け入れられる事ではないからです。
今後の人生の役に立つと肯定的に考える人もいれば、今まで自分がやってきた事を、否定されたと不快に思う人もいるでしょう。
この記事では「無駄を省く」という考えの危険な側面について書いていきます。
この記事のポイント
①無駄を省くために我慢や無理をするのは本末転倒。
このブログの最初の記事で「髪型を坊主にしないのは時間とお金の無駄」というものがあります。
仮にAさんという人がこの記事を見て、散髪代や髪を整える時間を無駄だと感じて、実際に坊主にしたとします。
これにより、Aさんは時間とお金の面では、無駄が少なくなりましたが、代わりに周りの人から坊主頭をいじられるという事態が発生しました。
Aさんはこれにストレスを感じながらも、坊主によるメリットを享受するために我慢しながら坊主を続ける事にしました。
さて、このAさんという人は「坊主にする」という行動の結果、幸せになれたのでしょうか。
残念ながら「無駄を省く」という行動で直接的に幸せになる事はありません。
「無駄を省く」ことの目的は、本当に自分がやりたい事をやるための時間やお金を確保することです。
この考え方がないまま、どんどん無駄を省いていくと、あらゆるもの全てが無駄に感じるようになり、幸せな人生から遠ざかってしまいます。
②無駄な事=間違いではない。
先ほども述べたように、「無駄を省く」という考えは誰しもに受け入れられる事ではありません。
ティッシュカバーを使う事に、メリットを感じる人もいれば、デメリットを感じる人もいます。
毎日の飲み物を選ぶ事に、楽しみを感じる人もいれば、面倒だと感じる人もいます。
アクセサリーを身につける事に、幸せを感じる人もいれば、特に何も感じない人もいます。
つまり「無駄」についての価値観は人それぞれなので、正しいも間違いもないという事です。
しかし、このブログを見た人の中には、こう思っている人もいるかもしれません。
「ブログの記事名が全部『~するのは無駄』という否定的な言い方をしているじゃないか。」
これは記事を見てもらいやすくするために、あえてこのような言い回しをしているだけで、誰かを否定したい訳ではありません。
自分のポジションを明確にして発言をすれば、逆のポジションの人には当然批判されます。
どっちつかずの中立意見は、誰からも批判されませんが、誰からの支持も得られません。
私はあくまでひとつのものの考え方として、記事を投稿をしているだけで、その内容が絶対に正しいとも、自分の考えを誰かに押し付けようとも思っていません。
③幸せな人生を歩む上で無駄なものだけを省けばいい。
このブログの記事の内容を鵜呑みにして、なんでもかんでも無駄を省こうとする必要はありません。
また、このブログの記事の内容を目にして、自分を否定されたと感じる必要もありません。
このブログは日常生活の中で、惰性で行ってしまっている無駄な事を見直すきっかけ作りをしたいと思って更新しています。
皆様が幸せな人生を歩むために、このブログを利用してくださる事が私の心からの願いでございます。
さいごに
ちなみに私は坊主頭ではありません(笑)会社を辞めてフリーランスになったら坊主にしようかと考えています。
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