はじめに
【こんな方に読んでほしい!】 ・ついつい相手を論破して人間関係を悪化させてしまうという人。 ・絡まなくてもいい相手と絡んで時間を無駄にしてしまう人。
相手を論破する事をやめれば、不毛な争いをしなくなり、時間的にも精神的にも余裕が生まれます。
この記事のポイント
①人間関係を悪くするだけ。
相手を論破した瞬間は、優越感に浸る事ができて、気分が良いのかもしれません。
しかし、論破は相手の考えを否定する行為なので、論破された側は基本的には、嫌な気分になります。
したがって、誰かれ構わず、論破しまくっている人は基本的には嫌われます。
トータルで見たらマイナスの方が大きいです。
論破は賢い人がやる行為だと思っているかもしれませんが、実は愚かな人がマウントを取りたいがためにやる行為だと認識しておきましょう!
②論破を目的とした議論をする時間が無駄。
例えば、とある問題について、その解決策を見つけ出す目的でお互いに意見を出し合い、それをすり合わせていく議論は有意義だと思います。
しかし、相手の意見を打ち負かす事が目的の議論には、何の生産性もありません。
勝っても負けても、最終的にはお互い損しかないので、本当に時間の無駄です。
こちらから相手を真っ向から否定する事を言わないのは勿論ですが、相手から喧嘩を吹っ掛けられても、スルーするようにしましょう!
③自分の考えをうまく伝える技術を身につけるべき。
ただし、どうしても相手がその意見を変えてくれないと、自分にも不利益が生じるため、なんとしても意見を変えてほしいという場面もあると思います。
そういう場合は、相手が納得するような、十分な根拠を複数用意した上で、相手が納得してくれるような、話し方で自分の考えをうまく伝えてください。
ポイントはどんなに相手の言っている事が間違っていると思っても、それを否定せずに受け止めて、相手の信頼を得る事です。論破は相手からの信頼を失う真逆の行為なので、その後、こちらが何を言っても相手は聞く耳を持ってくれません。
したがって、本当に賢い人というのは論破する技術が高い人ではなく、うまく自分の考えを伝える技術を持った人なのです。
さいごに
論破王として有名なあのひろゆき氏も、論破は二流の人のやることだと言っています。現実世界で論破をするのはデメリットが大きいので、どうしても論破をしたい人はダンガンロンパなどゲームの世界にとどめておきましょう。